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【オフィスを守ろう】対策チェックシート付き、オフィスの耐震対策について

皆様のオフィスの耐震対策はバッチリですか?
ご自宅では突っ張り棒や耐震シールなどで地震対策を行っている方が多いのではないでしょうか。 ですが、日々通勤している”オフィス”ではどうでしょうか。残念ながらオフィスにおける耐震対策はまだ十分に浸透していないのが現状です。

日本は地震大国
世界各国の地震災害(地震回数)マグニチュード5.5以上の地震の頻度(1980年から2000年にかけての20年間の年平均回数)を見ると、 日本は年1.14回であり、中国の2.10回、インドネシアの1.62回、イランの1.43回に次ぐ、 世界第4位の地震大国 となっています。
各国の1年間当りの大地震が起きた回数
※UDNP資料を元に作成 資料:国連開発計画(UNDP)、
 国土交通省気象庁「世界報告書:災害リスクの軽減へ向けて」(2004年8月)

上記の結果からも日本で暮らしていく以上、地震への備えが重要であると言えます。 オフィス管理者は大切な従業員の命を守るためにも有事の際の対応や対策を前もって決めておくことが大切です。

負傷原因の3割~5割は家具の転倒・落下
近年発生した大きな地震での負傷原因を調べると、30~50%が家具類の転倒・落下によるものでした。 新潟県中越沖地震発生後の柏崎市民へのアンケート調査でも、約94%の家庭で家具類の転倒・落下が発生していました。
地震による負傷が家具が原因の割合
※資料:東京都耐震ポータルサイト


あなたのオフィスにもこんな危険があるかも?!
地震対策を行う上で、大きな揺れが発生した際にどのようなリスクがあるのかを知ることが重要です。
オフィス家具に潜む危険

耐震対策チェックシート
以下のチェックシートにチェックが入る場合は地震発生時にトラブルが起こる危険があります。対策ができていない箇所については早急に対策を進めましょう。
① レイアウト
ガラスの前に倒れやすいものや重量物を置いている。
避難経路の通路幅が1.2m以上確保されていない。
出入り口付近に家具が設置されている。
床が滑りやすい素材である。
大型のコピー機や金庫などは固定されていない。
オフィスの中央に背の高い家具を配置している。
パネルパーテーションの組み合わせは安全性に配慮していない。

② 家具・什器類
大型で安定性の悪い家具を単独で置いている。
二段重ねの家具の上下が連結されていない。
家具が壁や床に固定されていない。
家具のガラス部分には飛散防止フィルムを貼っていない。
デスク上のPCなどに落下防止の措置をしていない。
家具の扉や引き出しにラッチ機構がついていない。

③ 日常運用
背の高いロッカーや書庫の上に物を置いている。
重いものが家具の上の方に入れられている。
それぞれの家具の積載重量が守られていない。
離席中、椅子が机やテーブルの下に入っていない。
液体が入ったものがPCや電化製品の近くにある。
デスク下に資料や私物をため込んでいる。
重要な書類やデータのバックアップを耐火金庫に保管していない。
非常口の方向や避難経路が明確になっていない。
防災組織が無く、定期的な訓練なども行っていない。
オフィス内に発火性の高いものなどの危険物がある。
防災グッズ(ヘルメット、ラジオ、毛布、懐中電灯、非常食等)の用意がない。

あなたのオフィスはいくつあてはまりましたか?
対策ができていない箇所があれば、早急に対策を進めましょう。


耐震対策ポイント

① 通路は広く取り、すぐに逃げられるよう準備をしましょう。
一般的に通路は1.2m以上空けておくべきだと言われています。収納家具などが倒壊し道を塞いでしまえば逃げられなくなりますので、必ず広く取っておきましょう。
離席する際は椅子をデスクに収納しておく癖をつけましょう。日頃から椅子を出しっぱなしにしていると有事の際逃げ遅れに繋がります。
床の素材が滑りやすい素材だと転倒に繋がる為、カーペットを敷くなどの対策をしましょう。
避難経路が分かるよう非常口やドアの場所を分かりやすくしておくことも重要です。

② 家具の配置や収納方法に気をつけましょう。
背の高い家具や金庫などでも大きい揺れが来ると家具は動き、ときには吹き飛ぶこともあります。オフィス中央への配置や、窓付近へ家具を配置するのは大変危険ですのでやめましょう。
複合機は一般的に印刷用紙などを含めると150Kgほど重量がある為危険です。
転倒・移動防止の対策をしっかり行いましょう。
複合機の固定方法
複合機の固定方法
収納家具の上部や目線よりも高い場所に置かれたものは、落下しけがをする恐れがあり危険です。重いものは低い位置に収納しましょう。
積載重量を超えて収納してしまっている場合は、収納物の見直しを行いましょう。
また、デスクの下は緊急時の一時避難場所となります。日頃から整理整頓を心がけましょう。
出入り口付近はものが倒れて出入り口を防ぐ可能性がある為、収納家具等を置くのはやめましょう。

③ 家具は壁や床、家具同士の固定をしましょう。
壁や床に固定できない場合でも、突っ張り棒などで対策をしておきましょう。家具同士の連結も行っておくとより安全です。図書館の本棚のように、向かい合った書庫の間に通路がある場合は、天つなぎ材なども有効です。
上下書庫は必ず上下の連結を行い、連結金具がついていない場合はホームセンター等で売っている連結金具を用意しましょう。
背の高い家具
背の高い家具の転倒防止方法

上下書庫
上下書庫の転倒防止方法
PCやモニター等の機器類の落下・破損はその後の業務にも差し支えます。バンドで固定するなど対策をしましょう。
収納家具等で家具自体にガラス面がある場合は、飛散防止フィルムを活用しましょう。

④ パーテーションは、安定性のある状態で設置しましょう。
安定性としては【 I型(直線) → L型 → コの字型 → H型 】の順に安定性が高くなります。なるべく「コの字型」か「H型」で配置するようにしましょう。また、床や壁への固定も行いましょう。
パーテーションの型による安定性

⑤ 危険物は専用ルームで管理しましょう。
危険物(発火物の高いものなど)を執務スペースやオフィスに置いていると、二次災害に繋がりやすくなります。専用ルームで管理しましょう。

⑥ PCやデータ、重要書類はきちんと管理しましょう。
電化製品にとって水分や液体は大敵です。地震に伴う火災が発生することもありますので日頃からPCなどの電化製品の近くに飲料や液体を置かないようにしましょう。
また、業務に関するデータは日頃からバックアップを取り、重要な書類やデータは耐火金庫に保管しておきましょう。

⑦ 災害に備え防災組織を設定しましょう。。
いざとなると人間はパニックを起こします。各部署やフロアごとに防災担当者を定め、地震が起こった場合の避難誘導係・防災グッズの持ち出し係・連絡係などを決めておき、定期的に訓練を行いましょう。
防災グッズは常に適切な量を準備し、定期的に中身の見直しを行いましょう。
ヘルメットは地震の際かぶって避難するので、手の届きやすい場所に用意しておきましょう。

⑧ 地震に備えて家具を選びましょう。
大きな揺れが起こったときに、適切な家具を選んでいると被害が最小限に抑えられます。
ラッチ機構付きの商品
ラッチ機構
【ラッチ機構とは】
かんぬき、掛け金(がね)のことで、引き出しを開閉ロックすることで飛び出しや跳ね返りを防止する機構のことです。取っ手の内側にレバー状のものが取り付けられており、取手を引く動作と同時にラッチが外れ、開閉が可能となります。
主に収納機能を要するデスク、キャビネット(書庫、インワゴン、脇机等)、ロッカーなどに付いており、国産メーカー(オカムラ、コクヨ、イトーキ、ウチダ)のほとんどの商品に標準装備されているため、大きな揺れの際に書類やものがなだれ落ちてくるといった事態を防ぐことができます。
ラッチ付き書庫は無限堂にお任せください!
【オカムラ 両開き書庫一覧】※一部ラッチ機能なし商品も含まれます。

セーフティロック搭載商品
セーフティロック搭載商品
【セーフティロックとは】
引出しを1段を引き出すと同時に他の段が引き出すことができなくなる機能のことで、ラテラル書庫には標準装備されています。そのため、引き出し側の重量に耐えかねて書庫が転倒するということがなく、安全に使用することができます。
ラテラル書庫は無限堂にお任せください!
【オカムラ ラテラル書庫一覧】

デスクとワゴンが一体型になった「片袖デスク」や「両袖デスク」
片袖デスクと両袖デスク
デスクと別売りのワゴンを使用していると、場合によっては大きな揺れに伴いワゴンが移動し転倒する可能性があります。デスクと収納が一体型になっているタイプを選び、デスクは島ごとに連結をしておくと安全です。
デスクの連結
両袖デスクは無限堂にお任せ下さい!
【コクヨ 両袖デスク一覧】


さいごに
「いつか対策しないと…」と考えていた方も多いのではないでしょうか。
従業員全員が安全に働けるよう、今のうちにしっかり対策を行っておきましょう。